上咽頭癌 再発 2021年7月~ジョイント?いや上咽頭癌なんです~

2017年5月1日 52歳で上咽頭癌の告知 右上頸部リンパ節転移 T1N1M0 ステージⅡb

先進医療

おぼろげに先進医療と言えばガンに凄く効き全額自費で高額であるとのイメージです。
放射線治療の一種で陽子線と重粒子線が頭に浮かび、
どちらも300万円位の費用で2つに大きな違いはないそうです。
俳優の村野武範さん中咽頭癌、なかにし礼さんは食道癌で陽子線治療をしています。
通常より効果が高く身体の負担・痛みや合併症の心配が少なく夢の治療法と呼ばれる。
治療適応となる症例が限定されていて、あくまで手術の代わりにする治療であり、
負担は少ないが部位の再発・完治率が格段に優れているわけではない(_ _Ⅲ)ショック
画期的でかなり進行していてもお金をかければ助かるから、イザと思っていたのに。
さらに転移も防げる訳ではないので抗がん剤使用も有り得て通常との違いはない。
では、わざわざ先進医療と言うのは何故か?
高度な医療技術を用いた治療で、保険適用を検討している技術であって、
診察・投薬・検査・入院費等の治療も当然必要となります。
これも自由診療となって本来なら全額自費だが、
健康保険と併用してもらえる唯一?の混合診療みたいです。
ただし、厚生労働大臣が定める医療施設で行われる場合に限ります。(非常に少ない)
先進医療は104種類あります。平成29年10月1日現在(厚生労働省HPより)
削除や取り消し、追加あるいは保険適用になっていくものもあります。
ダントツで多いのが白内障治療の「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」
11,478件 554,707円+自己負担で約60万円
平成28年度実績報告(平成27年7月1日~平成28年6月30日)
保険ですが(笑)、おそらく【先進医療保険】単独の商品はなく、
医療保険ガン保険に特約として僅かの金額でプラスできるだけではないでしょうか?
新規なら医療保険の特約としてガンと先進医療を付加して入るべきですが、
入り直してまで付加する必要はないと思います。
否定するつもりはないが、先進医療の治療を選択する?できる?ケースは少なく、
一般的な治療でも信頼できるし何よりも早期発見を心掛けるのが大切ではないでしょうか。